「何が言いたいの?」という顔面パンチのような言葉

 同期が言われている場面にちょくちょく出くわす。自分も言われてしまったことがあるけれど、これを言われるとめちゃくちゃ焦ってさらにわけのわからないことを口走ってしまうので、新人と呼ばれる人たちにとってはきつい一発なんだよね。

 似たような言い方で「ちょっと意味が分からないけど、~」というパターンもある。こちらは相手がそのまま言葉を続けるので、めちゃくちゃ焦って変なことを言うことはない。けれど相手が落ち着いていればいるほどなんだか惨めな思いがして傷つくので、ダメージは負けず劣らずでかい。

 言われる側としてはすごくしんどいので、なんでそんな言い方しかできないのか、と思ってしまう。しかし、一歩退いて考えるてみると、そんな言い方をさせてしまったととらえることもできる。自分の説明の仕方を振り返ってみると、確かにわかりにくいし余分な情報が多かったな~と思えるところがあったりする。

 要は開き直ってしまえばよいということである。確かに自分の説明はわかり辛いし伝わっていなかった。申し訳ない。だからもう一回聞いてくれ!という気持ちでゆっくり落ち着いて説明しなおせばよいのである。案外笑って「すいません!え~っとぉ…」みたいな感じでやり直せばちゃんと聞いてくれる。焦ってグダグダするよりお互いに気持ちがいいものだ。

 しかし、さわやかさを欠いてしまうと逆に相手をイラつかせてしまうので注意が必要。やはり若さというのは武器なんだなぁ。いずれ新人のフレッシュさも失われて、「いつまでもへらへらして済んでくと思うなよ。」とか言われるのではなかろうか。ていうかそういう歳になってちゃんとコミュニケーションも取れないんじゃ終わりなような気もする。

 平安時代の貴族は、当意即妙な和歌を詠むことが出世の必要条件であったという。現代でもそれは根底にあって、いかにその場に即したことを端的に伝えられるかという能力ができる人にとって必須なんだろうなと思う。適度なユーモアを交えながら最後にはみんなをうなづかせる。そんな口達者になりたいものだね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA