寒くなってきたし今日はおでんにする。1人用の土鍋があるので、各種練り物を買ってきて煮るだけでいい。おでんは独り身にやさしい食べ物だ。もちろん家族で食べてもおいしいけれども。決めたら動けるようになるので、スーパーへおでんのセットを買いに行く。特に好きなタネがあるわけでもないので、なにか安いものをと思っていたら、大きめのパックに9種類ほどの練り物が入ったやつが290円×0.8で売られている。なんという安さだろう。僕の心情的にはこういった安いものはなるべく買わないようにしているんだけども、このところの氷河期を迎えつつある懐具合をかんがみれば迷うこともない。すぐにカゴに入れる。
その少し奥にはさかなが売っている。いいことを思いついた。おでんの出汁(パックに濃縮出汁がついている)が余ったら、それであら汁的なものを作ろう。これで今日と明日2日分のメニューが決まった。ぶりのあらが300円くらい。切り身に比べるととても安くて量も多い。正味量で考えるとわからないけれど、お得な感じはする。こういった、ちょっと食べづらいような部位は安く売っているので、僕のような貧乏な若者にはありがたい食材だ。ただ、ちゃんと処理をしないと臭かったり筋張っていて食べにくいので、そこは労力をかけて食べられるようにするしかない。やっぱりモノの値段には相応の理由があるんだなぁ~と、こういうところから感じられる。
最近はぜんぜん料理をしていなかったけれど、やっぱり食材を見て、何を作ろうか考えて、工程を組んで、美味しくできたごはんを食べるのは気分がよくなる。週末くらいはなにか好きなものを作ろうか。寒くなってきたし、鍋やうどんなどパっとできるおいしいごはんがたくさんある季節だ。お金のない暮らしは大変ではあるけれど、頭を使う機会が増えて楽しくもある。安くておいしいものを見つけたり、自分でつくるのは、その最たるものだなと思う。